研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、生体影響の少ない複合現実感技術の開発を通じて、実社会への導入を目指すことである。運転支援のためのHUD 型複合現実感技術に対し、虚像解像度や虚像と実像の焦点位置合せの改良を行なった結果、乗り物酔いの感受性分布の上位20~40%に位置する被験者に対しても、10 分程度の使用に際しては甚大な生体影響を生じなかった。また、映画字幕提示のためのHMD 型複合現実感技術による実験からも同様な有用性を確認し、身体機能の多様性と適用条件の拡張性の観点から複合現実感技術の可能性を広げる試みを実施した。
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Proceedings of the 11th International Congress of the IUPESM 2009 (WC2009)
ページ: 426-429
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