モデル構造の逐次最適化機能を有するオンライン適応型パターン認識に関する研究

2010 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 21700205
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 知覚情報処理・知能ロボティクス
• 研究機関: 早稲田大学
• 研究代表者: 小川 哲司 早稲田大学, 高等研究所, 助教 (70386598)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• キーワード: パターン認識 / 話者認識 / 顔認識

研究概要

パターン認識システムの精度とシステムを使用する環境の変動に対する頑健性を効率的に向上させるために,データの性質に応じて,認識システムに用いる確率モデルの構造と分布パラメータを適応的に最適化する方式を開発した.さらにこの枠組みを,音声情報を用いた話者認識や画像情報を用いた顔認識システムに適用することを試みた.

研究成果

• [雑誌論文] Speaker recognition using multiple kernel learning based on conditional entropy minimization (2011)
  • 著者名/発表者名: Tetsuji Ogawa, Hideitsu Hino, Nima Reyhani, Noboru Murata, Tetsunori Kobayashi
  • 雑誌名: Proc. ICASSP2011 ページ: 2204-2207
  • 査読あり
• [雑誌論文] 発話を単位としたディリクレ過程混合モデルに基づく話者クラスタリング (2011)
  • 著者名/発表者名: 俵直弘, 渡部晋治, 小川哲司, 小林哲則
  • 雑誌名: 日本音響学会講演論文集 ページ: 41-44
• [雑誌論文] マルチカーネル学習を用いた話者認識における最適化の検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 小川哲司, 日野英逸, Nima Reyhani, 村田昇, 小林哲則
  • 雑誌名: 情報処理学会研究報告 vol.2010-SLP-84
• [雑誌論文] 情報論的な最適化に基づくマルチカーネル学習を用いた話者認識 (2010)
  • 著者名/発表者名: 小川哲司, 日野英逸, Nima Reyhani, 村田昇, 小林哲則
  • 雑誌名: 日本音響学会講演論文集 ページ: 81-84