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2010 年度 実績報告書

感性的なかかわり合いを援助するための概念空間分節化エージェントに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21700242
研究機関大阪府立大学

研究代表者

野津 亮  大阪府立大学, 工学研究科, 助教 (40405345)

キーワード強化学習 / 概念空間 / コミュニケーション / エージェント / 社会シミュレータ
研究概要

本研究はエージェントが学習の中で自らの概念空間を分節化し,学習の効率化に役立て,その適応的なプロセスを視覚化することによって共感的な人間-エージェント間の関係や新しい(マルチ)エージェントモデルを構築するものである.本研究はそのような共感的なコミュニケーションを支援するエージェントを設計し,実装することを目標とする.本研究のエージェントの持つ一番大きな特性は,エージェントが自らの学習のための探索空間を自らの試行錯誤の過程の中で徐々に分節化していく点(分割,統合,軸のぶれ等を繰り返す)にある.前年度から引き続き,粒子群を用いた探索空間の分割について研究を進め,従来手法を学習用にアレンジし,少ない粒子数を保持しつつその粒子の多様性を失わないための方法を提案し,発表した.認知的な仕組みを保持する強化学習エージェントのマルチエージェントシステムの設計,何種類かの倒立振子シミュレータのプログラミングを行い,国際会議,国内,国際学術誌で発表,投稿した.

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] Couple Particles in Action Space for Reinforcement Learning2010

    • 著者名/発表者名
      A. Notsu, K. Honda, H. Ichihashi
    • 雑誌名

      International Journal of Computer Science and Network Security

      巻: 10, 12 ページ: 200-203

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 認知的経済性に基づいた社会シミュレーションモデルにおけるコミュニケーション形態の影響2010

    • 著者名/発表者名
      野津亮, 山本優, 本多克宏, 市橋秀友
    • 雑誌名

      知能と情報(日本知能情報ファジィ学会誌)

      巻: 22, 2 ページ: 154-164

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Social Simulation Based on Perceptual Balance on the Influence of Communication Styles2010

    • 著者名/発表者名
      A.Notsu, K.Honda, H.Ichihashi
    • 雑誌名

      Proc.of SICE Annual Conference 2010

      ページ: 2186-2187

    • 査読あり
  • [学会発表] 社会シミュレーションにおけるコミュニケーション形態の影響2010

    • 著者名/発表者名
      野津亮, 本多克宏, 山本優, 市橋秀友
    • 学会等名
      第26回ファジィシステムシンポジウム
    • 発表場所
      東広島
    • 年月日
      20100913-15
  • [備考]

    • URL

      http://www.cs.osakafu-u.ac.jp/hi/

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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