• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2011 年度 研究成果報告書

写真史料学構築のための情報学的手法の研究-上田貞治郎写真コレクションを題材に-

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 21700280
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 図書館情報学・人文社会情報学
研究機関花園大学

研究代表者

後藤 真  花園大学, 文学部, 講師 (90507138)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワードデジタル・アーカイブ / 情報歴史学 / 史料学 / 情報学
研究概要

上田貞治郎とは、戦前日本を代表する写真材料商である。上田貞治郎は約1900点におよぶ風景古写真を蒐集し、それを集成してアルバム群『日本全国名所写真帖』(現在はアルバム20巻で伝存)を作成のための研究を行った。
本研究は、このアルバム群を題材として、写真史料学構築のためのデジタルデータのありようとはどのようなものであるかを検討したものである。データベースのプロトタイプを作成し、そこで用いたメタデータのありようを通じ、今後の可能性について検討を行った。さらに、メタとコンテンツの関係について検討を行い、あらたな写真のためのコンテンツに関する知識情報の必要性の可能性を述べ、新たな手法の必要性を提起した。同時に、その手法の萌芽について、着想を得るにいたった。

  • 研究成果

    (20件)

すべて 2012 2011 2010 2009

すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (11件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] 人文学におけるデジタル化に関するオープンなメタ議論の意義-じんもんこん/Humanities Computing/Digital Humanitiesの将来に向けて-2010

    • 著者名/発表者名
      永崎研宣・中村雄祐・後藤真
    • 雑誌名

      人文科学とコンピュータシンポジウム論文集2010

      ページ: 163-170

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 永続性のある歴史資料デジタル・アーカイブへの試論-「アーカイブズ」への接近とデジタル応用の可能性-2010

    • 著者名/発表者名
      後藤真
    • 雑誌名

      漢字文献情報処理研究

      巻: 11 ページ: 96-104

  • [雑誌論文] デジタル技術による歴史情報の可視化の試み-奈良時代の知識データベース構築試論-2010

    • 著者名/発表者名
      後藤真
    • 雑誌名

      日本古代の王権と社会

      ページ: 343-360

  • [雑誌論文] 「知の集積と共有」の変革期に"じんもんこん"がなし得ること、情報処理学会研究報告2009

    • 著者名/発表者名
      永崎研宣・後藤真
    • 雑誌名

      人文科学とコンピュータ研究会報告

      巻: 2009(4) ページ: 47-54

  • [雑誌論文] 「デジタル化」とアーカイブズ-「正倉院文書データベース」と近代史料のデジタル化を通して-2009

    • 著者名/発表者名
      後藤真
    • 雑誌名

      アーカイブズ学研究

      巻: 10

  • [雑誌論文] 文化遺産の「伝来」と、デジタルデータ-文化遺産のためのデータベース序説-2009

    • 著者名/発表者名
      後藤真
    • 雑誌名

      花園史学

      巻: 30 ページ: 19-39

  • [学会発表] 日本古代史研究に近代デジタルライブラリーを使う2011

    • 著者名/発表者名
      後藤真
    • 学会等名
      国立国会図書館関西館「データベースフォーラム-ネットでつながるNDL-」
    • 発表場所
      国立国会図書館関西館
    • 年月日
      2011-07-23
  • [学会発表] 写経所文書研究会データベースの概要とモデル2011

    • 著者名/発表者名
      後藤真
    • 学会等名
      東京大学史料編纂所特定共同研究「正倉院文書に関する史料学情報の情報資源化連携」
    • 発表場所
      東京大学
    • 年月日
      2011-01-25
  • [学会発表] SOMODAと歴博データベースの連携の可能性について2010

    • 著者名/発表者名
      後藤真
    • 学会等名
      人間文化研究機構連携研究(国立歴史民俗博物館)正倉院文書の高度情報化研究第2回研究会
    • 発表場所
      国立歴史民俗博物館
    • 年月日
      2010-12-15
  • [学会発表] 人文学におけるデジタル化に関するオープンなメタ議論の意義-じんもんこん/Humanities Computing/Digital Humanitiesの将来に向けて-2010

    • 著者名/発表者名
      永崎研宣・後藤真
    • 学会等名
      人文科学とコンピュータシンポジウム2010
    • 発表場所
      東京工業大学
    • 年月日
      2010-12-11
  • [学会発表] SOMODA(正倉院文書データベース)の概要2010

    • 著者名/発表者名
      後藤真
    • 学会等名
      東京大学史料編纂所特定共同研究「正倉院文書に関する史料学情報の情報資源化連携」
    • 発表場所
      東京大学
    • 年月日
      2010-08-30
  • [学会発表] 歴史情報の共有の可能性-奈良時代の知識情報構築の事例を中心に-2010

    • 著者名/発表者名
      後藤真
    • 学会等名
      大阪市立大学日本史学会
    • 発表場所
      大阪市立大学
    • 年月日
      2010-05-15
  • [学会発表] 史料として写真を見つめるためのデータベース-上田貞治郎コレクションのデジタル化を通じて-2010

    • 著者名/発表者名
      後藤真
    • 学会等名
      大阪市立大学都市研究プラザシンポジウム「写真経験の社会史」
    • 発表場所
      大阪市立大学
    • 年月日
      2010-03-27
  • [学会発表] 人文科学とコンピュータの20年2010

    • 著者名/発表者名
      後藤真・及川昭文
    • 学会等名
      国際シンポジウム「文化とコンピューティング国際会議」
    • 発表場所
      京都大学
    • 年月日
      2010-02-23
  • [学会発表] 正倉院文書データベースSOMODAの目的と課題2010

    • 著者名/発表者名
      後藤真
    • 学会等名
      人間文化研究機構研究資源共有化研究会
    • 発表場所
      総合地球環境学研究所
    • 年月日
      2010-01-23
  • [学会発表] 歴史情報の総体化と可視化の試み-奈良時代における「写経の世界」を題材に-2009

    • 著者名/発表者名
      後藤真
    • 学会等名
      2009年度花園史学会大会特別発表
    • 発表場所
      花園大学
    • 年月日
      2009-11-21
  • [学会発表] 陵墓公開運動の30年-佐紀陵山古墳・伏見城の報告とともに-2009

    • 著者名/発表者名
      後藤真
    • 学会等名
      十六学・協会主催シンポジウム
    • 発表場所
      キャンパスプラザ京都
    • 年月日
      2009-05-17
  • [図書] 写真経験の社会史2012

    • 著者名/発表者名
      緒川直人・後藤真
    • 総ページ数
      303
    • 出版者
      岩田書院
  • [図書] 「陵墓」を考える2012

    • 著者名/発表者名
      宮川〓・岸本直文・山田邦和・後藤真・茂木雅博・高木博志・谷口榮・今尾文昭・大久保徹也・福島幸宏
    • 総ページ数
      318
    • 出版者
      新泉社
  • [図書] 歴史GISの地平2012

    • 著者名/発表者名
      川口洋・石崎研二・後藤真・関野樹・原正一郎
    • 総ページ数
      262
    • 出版者
      勉誠出版

URL: 

公開日: 2013-07-31  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi