研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、グルタミン酸受容体(GluR)複合体の分子動態と小脳皮質シナプス機能制御との関連を明らかにすることである。そのため、シナプスを構成する主要な細胞で選択的にノックアウトできるシステムを開発した。作製された細胞種特異的ノックアウトマウスの解析から、プルキンエ細胞のGluR活性が登上線維及び並行線維の前シナプス機能を調節している可能性や、バーグマングリアに発現するβ-cateninが小脳層構造形成に必須の役割を果たしている可能性を見出すことができた。
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PLoS Genetics 6 : e1001040
Neuron 65
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