研究課題
若手研究(B)
小脳プルキンエ細胞に形成される抑制性シナプスでは、プルキンエ細胞が強く脱分極するとGABA(A)受容体を介する応答が長時間にわたり増強する。本研究では、電気生理学実験や蛍光イメージングと計算機シミュレーションを組み合わせて解析し、脱分極がもたらすリン酸化酵素CaMKIIの持続的活性化と、その結果起こるGABA(A)受容体結合タンパク質GABARAPの状態変化が、増強の安定な発現維持に協調的に寄与することを明らかにした。
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Molecular Systems Biology 5
ページ: 280
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