研究課題
若手研究(B)
転写因子NF-Yの1つの構成因子であるNF-YAについて、神経特異的コンディショナルノックアウトマウスを作製、解析したところ、出生後の体重が増加せず、離乳前に死滅してしまうことが確認された。一方、マウス脳を用いたChIP on CHIPの解析から、NF-Yターゲット候補として、遺伝子転写・翻訳やタンパク質フォールディング・分解等に関わる、様々な遺伝子が同定された。よって、NF-Yは、神経細胞において、これら遺伝子の発現を制御し、新生児期の成長に重要な役割を果たしていることが示唆された。
すべて 2010
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)
Methods Mol Biol. 648
ページ: 215-229
Hum Mol Genet. 19(11)
ページ: 2099-2112