研究課題
若手研究(B)
本研究では、アルツハイマー病脳に蓄積するAβの産生を担う酵素であるγセクレターゼに関して、プロテオミクスの手法を用いて結合蛋白質を同定し、γセクレターゼの酵素活性や細胞内局在に影響を及ぼす蛋白質を多角的なスクリーニング方法を用いて探索した。その結果、特殊なリピッドマイクロドメイン(テトラスパニンウェブ)を形成することが知られるテトラスパニンおよび関連蛋白質を同定し、これらの分子がγセクレターゼの酵素活性発揮の足場となり、活性を制御している可能性を見出した。
すべて 2009
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
Nature Cell Biology 11
ページ: 1340-1346