研究課題
若手研究(B)
ウサギES細胞がヒトと同様のシグナルを用いてその質を維持していることを明らかにした。また、世界初となるウサギiPS細胞の樹立にも成功した。樹立したウサギiPS細胞は、継代を進めることにより、幹細胞としての質が向上しウサギES細胞に近づくが、それでもES細胞とは相違があることも明らかにした。これまでヒトの多能性幹細胞でも同様の事実が報告されており、ウサギは実験動物としてマウスほどの扱いやすさと、ヒトと同質の多能性幹細胞が樹立できるという優れた特徴を併せ持つことを証明した。
すべて 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
J.Biol.Chem. (in press.)
アニテックス 22
ページ: 26-31
Exp.CellRes. 315
ページ: 2033-2042