研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、コラーゲンの三重らせん形成に着目した弱い分子間相互作用を駆動力とするコラーゲン選択的インテリジェント生体架橋剤の創製である。多分岐ポリエチレングリコールにコラーゲンペプチドを結合した化合物が超分子ナノ粒子を形成し、線維性コラーゲンのみを選択的に架橋することを見出し、家兎水疱性角膜症モデルを用いた動物実験で角膜再生医療に有効であることを確認した。本生体架橋剤は、コラーゲン特異的な生体架橋剤として医療分野への応用が期待される。
すべて 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (8件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件) (うち外国 1件)
Adv.Mater. (in press)
http://www.chem.eng.osaka-u.ac.jp/~akashi-lab/