研究課題
若手研究(B)
課題を伴わない安静時の機能的MRIによって観察される脳内機能的結合性について、その発生メカニズムを神経線維連絡の観点から検討した。左右大脳半球を連絡する神経線維が先天的に欠如している2症例において、左右大脳半球間の機能的結合性が観察され、そのパターンは、交連線維を有する健常対照群と同等のものであった。2症例は、知的低下を有さず、職業を有して社会的生活を営んでおり、先天的な脳構造欠如があっても、発達成熟過程において代償的な機構が働きうることが示唆された。
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