研究課題
若手研究(B)
音声知覚発達を、アクセント型と母音長を題材に実験的に検討した結果、定型発達児のアクセント型知覚は、3~5歳にかけて洗練されることが示された。さらに、母音長で対比される単語の同定が難しく、一方その弁別に困難は伴わないことが示された。また、ことばの発達に遅れが見られる幼児では、尾高型と平板型のアクセント対比において、定型発達児と比べて単語同定率が低いことが示唆され、微細な音声知覚処理の難しさが言語獲得の遅れの要因のひとつとなっている可能性が示された。
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