研究概要 |
下肢末端の冷え・皮膚の乾燥等の症状を呈する高齢者を対象に、過熱水蒸気および間歇的空気圧迫を併用した物理療法を行った際の下肢血流改善効果を検証し、その波及効果として活動量・Quality of life(QOL)の測定を行った。 適格基準を満たす39名をGroup1[週3回,15分間物理療法実施]、Group2[週3回,20分間歩行実施]、Group3[通常通りの生活]に無作為に割付けた。Group1では、4週間の介入後に、物理療法に対する反応性(血流応答)が改善し、QOLは日常役割機能身体・活力の2項目が有意に改善した。
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