研究課題
若手研究(B)
本研究では、近赤外分光法(near. infrared spectroscopy ; NIRS)を用いて大脳皮質運動領野の活動をモニターし、掌握運動の準備期および運動期に計測された心循環応答との対応から、中枢性循環調節指令(セントラルコマンド)と運動関連領野賦活の関連を調べた。その結果、努力が必要とされる高強度運動の準備期において、セントラルコマンドは準備期から予測的に心臓交感神経活動の賦活や大脳皮質運動領野の賦活を連動して発現させ、運動期の遅れのない筋出力の形成に貢献していると考えられた。
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Health and Behavior Sciences
巻: Vol.9, No.2 ページ: 93-99
脈管学
巻: Vol.50, No.4 ページ: 475-484