研究課題
若手研究(B)
本研究は、近世後期における江戸庶民の旅を、費用の調達と必要経費の側面から検討したものである。近世後期の江戸庶民にとって、旅は多額の金銭消費をともなう贅沢な娯楽であったが、日頃商工業に従事する江戸庶民は、近郊農村に暮らす庶民(農民)よりも、金銭的にみて豊かな旅をしていたことが確かめられた。また、江戸庶民の大半は旅費の全額を個人負担で賄うことが不可能であったため、彼らは「代参講」に加入して旅費を捻出していた。
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東洋大学スポーツ健康科学紀要 8号
ページ: 33-54
東洋法学 54巻2号
ページ: 1-14
体育史研究 27号
ページ: 33-45
東洋法学 53巻3号
ページ: 33-50
東洋法学 53巻2号
ページ: 1-18