研究課題
若手研究(B)
本研究では、高齢者の心身のストレスを低減させ、脳機能を活性化させる運動の内容について検討した。無理のないペースのウォーキングによって、高齢者の緊張-不安、怒り-敵意、混乱のネガティブな主観的感情スコアが有意に改善した。一方、ウォーキング後に唾液アミラーゼ活性が著しく増加すると自分の考えに固執し続ける傾向が認められた。したがって、ウォーキングは高齢者の心理的ストレスを低減させる効果があるが、唾液アミラーゼ活性が増加するにつれて前頭葉の遂行機能が低下することが示唆された。
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Advances in Exercise and Sports Physiology
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http://seiri.taiiku.tsukuba.ac.jp/%7Ejsesp/
臨床神経生理学
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