学校における転落事故の実態と防止策に関する調査研究:学校安全の合理的設計に向けて

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 21700670
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 応用健康科学
• 研究機関: 名古屋大学 (2011); 愛知教育大学 (2009-2010)
• 研究代表者: 内田 良 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 准教授 (50432282)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• キーワード: 学校安全 / 学校事故 / リスク

研究概要

本研究の目的は,学校における転落事故の発生実態を把握し,その防止策を検討することである。本研究の作業は,転落事故を含めた学校安全の取り組み全体を,不安ベースではなく実証研究ベースで進めるべきことを訴えるものである。3年にわたる調査研究では,事故件数の集計・整理や,学校現場の実地調査をおこない,転落事故の全容を具体的かつ実証的に明らかにすることができた。

研究成果

• [雑誌論文] 学校安全の死角<22>「窓」からの転落事故の発生状況 (2012)
  • 著者名/発表者名: 内田良
  • 雑誌名: 月刊高校教育 ページ: 70-73
• [雑誌論文] 学校安全の死角<23>「ひさし」からの転落事故 (2012)
  • 著者名/発表者名: 内田良
  • 雑誌名: 月刊高校教育 ページ: 70-73
• [雑誌論文] 学校安全の死角<最終回>事故はなぜ起きるのか (2012)
  • 著者名/発表者名: 内田良
  • 雑誌名: 月刊高校教育 ページ: 74-77
• [雑誌論文] 学校安全の死角<19>事故は「仕方のないこと」なのか? (2011)
  • 著者名/発表者名: 内田良
  • 雑誌名: 月刊高校教育 ページ: 74-77
• [雑誌論文] 学校安全の死角<20>公的な問題としての「転落事故」 (2011)
  • 著者名/発表者名: 内田良
  • 雑誌名: 月刊高校教育 ページ: 70-73
• [雑誌論文] 学校安全の死角<21>「転落事故」の発生実態 (2011)
  • 著者名/発表者名: 内田良
  • 雑誌名: 月刊高校教育 ページ: 70-73
• [雑誌論文] 学校安全の「死角」-転落事故から考える (2010)
  • 著者名/発表者名: 内田良
  • 雑誌名: 月刊高校教育 ページ: 42-45
• [雑誌論文] 学校事故の「リスク」分析-実在と認知の乖離に注目して (2010)
  • 著者名/発表者名: 内田良
  • 雑誌名: 教育社会学研究 巻: 第86集 ページ: 201-221
  • 査読あり
• [備考] 内田良, 2010,「子どもの行動パタンと転落事故-学校安全の『死角』はどこにあるのか」日本建築学会安全計画小委員会主催「第20回安全計画シンポジウム児童の日常災害に対する安全計画」(2010年2月,於・建築会館)。
• [備考] 内田良, 2010,「学校安全」の死角-転落事故・スポーツ事故を題材に」平成22年度知多地方教育研究集会(2010年10月7日,於・武豊町中央公民館)。
• [備考] 内田良, 2011,「「学校安全」の死角-転落事故・スポーツ事故から「常識」を問い直す」西三河地方教育事務協議会・平成23年度学校保健研修会(2011年7月28日,於・幸田町民会館)。
• [備考] 学校リスク研究所(管理者:内田良)
  • URL: http://www.geocities.jp/rischool_blind/