研究課題
若手研究(B)
本研究は、加齢による免疫機能の低下に対する日常の身体活動の効果について検討するために,免疫機能と運動および身体活動の関係について評価することを目的とした.今回は唾液に含まれる抗菌タンパクであるディフェンシンに注目した.高強度運動により唾液中ディフェンシン分泌が増加することからディフェンシンが運動に対して応答することを示した.また,日常の歩行量が多い高齢者ほど唾液中ディフェンシン分泌が高いことから,日常の身体活動の増加が高齢者の免疫機能を高める可能性が示された.
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