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2010 年度 実績報告書

特定高齢者の生活変容プログラム(システム)の効果に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21700717
研究機関埼玉県立大学

研究代表者

田口 孝行  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 講師 (20305428)

キーワード特定高齢者 / 生活変容 / 運動プログラム / 自主グループ / ボランティア
研究概要

本研究は、2つの研究で構成される。第一研究では、特定高齢者を対象として、運動機能向上と栄養改善を目指した運動機能向上・栄養改善プログラムを開発し、運動機能の向上効果があるか否かを検証することを目的とした。また、第二研究では、特定高齢者介護予防事業終了後のフォローアップとして、自主グループ育成プログラムを実施し、その効果について検討することを目的とした。これら2つのプログラムを作成することによって、高齢者の特定高齢者の生活変容プログラム(システム)を作成することを最終的な目的とした。第一研究では、運動機能向上・栄養改善プログラムを週1回(計12回)実施した。その結果、特定高齢者の運動機能の改善効果が得られ、運動や栄養(食事)に関する意識づけがなされた。
第二研究では、特定高齢者に一般高齢者を含めたて、自主グループ育成プログラムを実施した。このプログラムは、"運動機能・口腔機能維持向上"と"仲間づくり"を中心とした内容で構成し、週1回(計12回)実施した。その結果、運動機能や口腔機能の維持改善効果が示され、自主グループ活動として継続的に活動するための基盤となる"仲間づくり"や"具体的な活動計画の作成"を遂行することができた。これら2つのプログラムを組み合わせて実施することにより、運動機能・栄養・口腔機能を改善させ、自主グループ活動のなかで、日常生活における優先順位を健康に向けさせる行動変容が起こすことができる可能性が示唆された。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 特定高齢者の主観的健康感に与える運動機能および日常生活上の変化2011

    • 著者名/発表者名
      廣瀬圭子
    • 雑誌名

      社会事業研究

      巻: 50 ページ: 115-120

    • 査読あり
  • [学会発表] 特定高齢者の主観的健康感に影響を与える日常生活上の変化2010

    • 著者名/発表者名
      廣瀬圭子
    • 学会等名
      第49回日本社会事業大学社会福祉研究大会
    • 発表場所
      日本社会事業大学(清瀬市)
    • 年月日
      2010-06-28
  • [学会発表] 特定高齢者の介護予防複合プログラム(運動機能と栄養改善コラボプログラム)の効果2010

    • 著者名/発表者名
      田口孝行
    • 学会等名
      日本老年社会科学会第52回大会
    • 発表場所
      あいち健康プラザ(愛知)
    • 年月日
      2010-06-18
  • [学会発表] 特定高齢者の睡眠の質の特徴2010

    • 著者名/発表者名
      廣瀬圭子
    • 学会等名
      日本老年社会科学会第52回大会
    • 発表場所
      あいち健康プラザ(愛知)
    • 年月日
      2010-06-18

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公開日: 2012-07-19  

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