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2013 年度 研究成果報告書

染織技法の分業化の展開に関する基礎的研究―技法書・絵画資料・実作品の分析を通して

研究課題

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研究課題/領域番号 21700727
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 生活科学一般
研究機関独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所

研究代表者

菊池 理予  独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 無形文化遺産部, 研究員 (40439162)

研究期間 (年度) 2009-04-01 – 2014-03-31
キーワード日本染織史
研究概要

本研究では従来の染織史研究を踏まえ、染織品がどのような技法を用い制作されてきたのか、その技法はどのように分業し継承されていたのか明らかにするための基本的な情報整理を行った。特に染織関連文献については網羅的に把握することを試みたが、内容を細かに精査し他の資料と関連させるには継続的な調査が必要といえる。それは、各々の技術の担い手や成果物の違いを考慮に入れながら記述を精査する必要があるからである。しかし、それらを解明する有効な視点に「分業」という生産体制があり、それが技術を解明する鍵であることは確かである。今後も本研究で集積したデータを利活用しながら、残された課題を引き続き検討していきたい。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2014 2012 2011

すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 染織技法の分業化に関する研究序説2014

    • 著者名/発表者名
      菊池 理予
    • 雑誌名

      無形文化遺産研究報告, 東京文化財研究所

      巻: 第7号 ページ: 1-21

    • URL

      http://www.tobunken.go.jp/~geino/geino_kagaku/kenkyu_hokoku08.html

  • [雑誌論文] 我が国における染織技術保護の現状と課題-わざを守り伝えるためにー2012

    • 著者名/発表者名
      菊池 理予
    • 雑誌名

      第35回文化財の保存と修復に関する国際研究集会 染織技術の伝統と継承, 東京文化財研究所

      ページ: 45-57

    • URL

      http://www.tobunken.go.jp/~geino/pdf/sympo/11symposium_honbun_syuusei20130108.pdf

  • [雑誌論文] 我が国における工芸技術保護の歴史と現状2011

    • 著者名/発表者名
      菊池 理予
    • 雑誌名

      無形文化遺産研究報告, 東京文化財研究所

      巻: 第5号 ページ: 1-15

    • URL

      http://www.tobunken.go.jp/~geino/pdf/kenkyu_hokoku05/kenkyu_hokoku05Kikuchi.pdf

  • [雑誌論文] 工芸技術記録に関する研究-『江戸小紋技術記録』を通じて-2011

    • 著者名/発表者名
      菊池 理予
    • 雑誌名

      無形文化遺産部プロジェクト報告書 無形文化財の伝承に関する資料集, 東京文化財研究所

      ページ: 41-58, 61-93

    • URL

      http://www.tobunken.go.jp/~geino/pdf/10densyou_report.pdf

  • [学会発表] 日本における染織技術保護の現状と課題 -わざを守り伝えるために-2011

    • 著者名/発表者名
      菊池 理予
    • 学会等名
      第35回文化財の保存及び修復に関する国際研究集会
    • 年月日
      20110000

URL: 

公開日: 2015-06-25  

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