本研究の目的は、新学習指導要領に対応した教材、および教員の苦手意識が強い住居領域の教材を開発することである。研究方法としては、(1)学習指導要領の分析、(2)教育現場の実態把握、(3)教材開発、(4)開発教材の有効性の検討である。(1)については、特に住居領域を中心に学習指導要領の改訂のポイントおよび変遷についての整理を行った。(2)については、教員、生徒、教材の実態を明らかにした。(3)については、(1)(2)の結果を踏まえ、具体的な教材開発を行った。(4)については、開発した教材を使用した授業を実際の教育現場(中学校および高等学校)で実施した後、有効性の検討を行った。
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