研究課題
平成21年度は、どのようなデータの分析から成人学習者の学習行動の特徴を指摘できるか、そして学習環境外のどの要因が学習成果に影響するかを明らかにすることを目的として、インターネット大学の授業におけるディスカッション機能の履歴(ログファイル)を対象に分析を行った。この結果、対象としたディスカッションデータにおいて学習者の発言傾向と成績との間に関連性を見出し、授業担当者の解釈を交えることにより、学習者の経験が授業における発言傾向と学習成績の双方に影響している様子をこの分析によって捉えることが出来た。また、このようなデータの分析を行うためのツールについて、分析手法やそのためのプログラムを共有することを目的とした改善を提案した。
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