研究課題
若手研究(B)
本研究の課題は、「サービスラーニングを通じた学習者の『学び』の変容に関する対話的評価の試み」である。2009 年度から「体験」と「振り返り」を組み込んだサービスラーニング的な体験的学習を実施し、当初 1 年生であった学生を対象に、2 年間かけてそこでの「学び」を継続的に観察した。そこで浮かび上がった成果は次のようなものであった。(1)講義の知識と体験から得た知識との関連性の発見、(2)他者の存在への気づき(3)地域住民との関係性の深化(4)地域への貢献意識の向上、である。