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2011 年度 実績報告書

米国における研究者倫理の生成過程に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21700842
研究機関大阪大学

研究代表者

中村 征樹  大阪大学, 大学教育実践センター, 准教授 (90361667)

キーワード研究者倫理 / 研究倫理 / 科学技術政策 / 科学技術史 / 研究公正性 / 科学技術社会論 / 研究公正局
研究概要

平成23年度は、前年度の調査結果を踏まえ、(1)「米国における研究者倫理の生成過程に関する研究」に引き続き重点的に取り組むとともに、(2)「研究者倫理に関する諸外国の取り組み」についても昨年度に引き続き調査を実施することをとおして、米国における研究者倫理の生成過程の特徴について、同国および国際的な科学技術政策の展開のなかに明確に位置づけることを目指して研究を実施した。
(1)「米国における研究者倫理の生成過程に関する研究」については、前年度に引き続き、米国研究公正局や米国科学アカデミー等関係機関の報告書や発行文書、関連資料の系統的な調査・分析や、研究公正性に関する国際会議など関連する会議の参加・関係者からの情報収集、科学技術政策関係者や科学技術政策研究者・科学技術社会論研究者等との意見交換等を通して、研究倫理研究者倫理をとりまく米国の科学技術政策の変化・動向に関する調査を実施した。また、メディアにおける代表的な研究不正問題の扱いについても、資料調査を実施した。(2)「研究者倫理に関する諸外国の取り組み」については、文献調査や関係者の聞き取りを引き続き行い、諸外国や国際機関、学術誌等における研究倫理への取り組みのモデルの精緻化をはかった。
以上の調査を通して、研究者倫理の生成過程を解明し、1970年代以降の米国を中心とした諸国における研究活動と社会との関係の変容の一端を解明した。その成果については、現在、学会誌への投稿のためとりまとめを行っている。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012 2011 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 東アジア圏の教育における大学間交流と質保証システム2012

    • 著者名/発表者名
      早田幸政・望月太郎・齊藤貴浩・堀井祐介・島本英樹・中村征樹・渡辺達雄・林透
    • 雑誌名

      大阪大学大学教育実践センター紀要

      巻: 第8号 ページ: 17-39

  • [雑誌論文] 研究不正への対応を超えて-リサーチ・インテグリティ・アプローチとその含意2011

    • 著者名/発表者名
      中村征樹
    • 雑誌名

      メタフュシカ

      巻: 第42号 ページ: 31-46

  • [備考]

    • URL

      http://nmasaki.com/

URL: 

公開日: 2013-06-26  

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