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本年度の研究実績として、以下のようなものが得られた。
(1)ブラウザGIS：Webブラウザ上でJavaScriptによって実行されるGISであるが、一般のWebGISと異なり、サーバー上でのプログラムは不要で、ブラウザでのみ動作する。プロトタイプを作成したが、まだ機能の追加が必要で、今後の課題である。(2)明治期の関東地方の行政界データ：旧版地形図をもとに、明治期の関東地方の行政界地図データを作成した。今後データをチェックして公開する予定である。(3)時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」：新旧の地形図をシームレスに表示するWindowsソフト「今昔マップ2」をWeb化したWeb地図サービスである。左右に新旧の地図を並べ、簡単に比較できるようにし、新聞等で取り上げられた。
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