オブジェクト指向に基づく時間管理可能なＧＩＳの開発と地図データの整備に関する研究

2013 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 21700854
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 地理学
• 研究機関: 埼玉大学
• 研究代表者: 谷 謙二 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (40323381)
• 研究期間 (年度): 2009-04-01 – 2013-03-31
• キーワード: 地理情報システム（GIS）

研究概要

本研究は、オブジェクト指向にもとづく時空間管理可能なGISの開発を行った。本研究の成果としては、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」の開発、Google Maps API v3に対応した「ジオコーディングと地図化」サイトの開発、地理情報分析支援システム「MANDARA」のMicrosoft .NET対応版の開発、および明治期の関東地行政界地図データの作成があげられる。これらのうち、前者2つは既にWebサイトで完成版が公開され、多くの利用者を集めている。

研究成果

• [雑誌論文] 時系列地形図閲覧ソフト『今昔マップ2』への東日本大震災被災地域データセットの追加について (2011)
  • 著者名/発表者名: 谷 謙二
  • 雑誌名: 埼玉大学教育学部地理学研究報告 巻: 31 ページ: 36-42
• [雑誌論文] ジオコーディングと地図化のWebサイトの構築とその活用-Google Maps API を利用して- (2010)
  • 著者名/発表者名: 谷 謙二
  • 雑誌名: 埼玉大学教育学部地理学研究報告 巻: 30 ページ: 1-12
• [学会発表] 時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」の開発 (2014)
  • 著者名/発表者名: 谷 謙二
  • 学会等名: 日本地理学会春季学術大会
  • 発表場所: 国士舘大学世田谷キャンパス
  • 年月日: 2014-03-27
• [学会発表] GIS スキルと地理教育 (2012)
  • 著者名/発表者名: 谷 謙二
  • 学会等名: 日本学術会議地理教育分科会
  • 発表場所: 慶応大学三田校舎
  • 年月日: 2012-07-08
• [学会発表] 地理学関連ソフトウェア・Web サービスの開発・公開とユーザー対応 (2012)
  • 著者名/発表者名: 谷 謙二
  • 学会等名: 2012年日本地理学会春季学術大会
  • 発表場所: 首都大学東京
  • 年月日: 2012-03-29
• [学会発表] ジオコーディングと地図化のウェッブサイトの構築とその活用-Google Maps API を利用して- (2011)
  • 著者名/発表者名: 谷 謙二
  • 学会等名: 2011年日本地理学会春季学術大会
  • 発表場所: 明治大学
  • 年月日: 2011-03-30
• [図書] 地理情報システム, ライフコースと都市構造, 通勤流動. 藤井正・神谷浩夫編著『よくわかる都市地理学』 (2014)
  • 著者名/発表者名: 谷 謙二
  • 総ページ数: 70-73,106-107, 110-111(213)
  • 出版者: ミネルヴァ書房
• [図書] 地理情報の種類と構造. 人文地理学会編『人文地理学事典』 (2013)
  • 著者名/発表者名: 谷 謙二
  • 総ページ数: 176-177(761)
  • 出版者: 丸善出版
• [図書] MANDARAとEXCELによる市民のためのGIS講座 第3版-地図化すると見えてくる- (2013)
  • 著者名/発表者名: 後藤真太郎・谷 謙二・酒井聡一・坪井塑太郎・加藤一郎
  • 総ページ数: 204
  • 出版者: 古今書院
• [図書] フリーGISソフトMANDARAパーフェクトマスター (2011)
  • 著者名/発表者名: 谷 謙二
  • 総ページ数: 330
  • 出版者: 古今書院
• [備考]
  • URL: http://ktgis.net/lab/