熊谷地域における夏季高温形成要因の定量的評価に関する研究

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 21700861
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 地理学
• 研究機関: 立正大学
• 研究代表者: 渡来 靖 立正大学, 地球環境科学部環境システム学 科, 講師 (70396604)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2012
• キーワード: 気象学 / 大気現象 / 猛暑 / フェーン現象

研究概要

熊谷地域における夏季の高温メカニズムを明らかにし、高温要因それぞれの寄与率を評価するために、領域気象モデルWRFを用いた数値シミュレーションを実施した。高解像度土地利用データを作成し、熊谷市街地で発生するヒートアイランドを再現出来るような高解像度シミュレーションを試みた。

研究成果

• [雑誌論文] 関東平野北西部の猛暑における地峡風の影響 (2013)
  • 著者名/発表者名: 渡来靖、重田祥範、中川清隆
  • 雑誌名: 日本地理学会 2013 年春季学術大会シンポジウム発表論文集(関東平野北西部猛暑の発生メカニズム) ページ: 25-28
• [雑誌論文] 2009 年 2 月 20 日における関東平野北西部での急激 な昇温に関する数値シミュレーション (2011)
  • 著者名/発表者名: 渡来靖、中川清隆、福岡義隆
  • 雑誌名: 地学雑誌 巻: 120 ページ: 296-308
  • 査読あり
• [雑誌論文] 熊谷市荒川大橋付近における堤外地の熱環境とその左岸堤内地への影響 (2011)
  • 著者名/発表者名: 渡来靖、鈴木需
  • 雑誌名: 地球環境研究 巻: 13 ページ: 1-9
• [学会発表] 関東平野北西部の猛暑における地峡風の影響 (2013)
  • 著者名/発表者名: 渡来靖、重田祥範、中川清隆
  • 学会等名: 日本地理学会
  • 発表場所: 立正大学熊谷キャンパス(埼玉県)
  • 年月日: 2013-03-30
• [学会発表] 冬季関東北西部のおろし風と熊 谷の気象 (2013)
  • 著者名/発表者名: 渡来靖
  • 学会等名: 第58回風に関するシンポジウ ム
  • 発表場所: 日本大学文理学部(東京都)
  • 年月日: 2013-03-09
• [学会発表] 2009 年 2 月 20 日に関東平野内陸域で見られた急激な気温上昇現象の事例 解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 渡来靖
  • 学会等名: 日本気象学会
  • 発表場所: アクロ ス福岡(福岡県)
  • 年月日: 2009-11-25
• [学会発表] 2009 年 2 月 20 日に関東平野内陸 域で見られた急激な気温上昇現象の事例解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 渡来靖
  • 学会等名: 日本地理学会
  • 発表場所: 琉球大学(沖縄県)
  • 年月日: 2009-10-25
• [学会発表] 細密土地利用データの作成とそ れを利用した熊谷市街地ヒートアイラン ドの数値シミュレーションの試み (2009)
  • 著者名/発表者名: 渡来靖
  • 学会等名: 日本気象学会
  • 発表場所: つくば国際会議場(茨城県)
  • 年月日: 2009-05-29
• [図書] 内陸都市はなぜ暑いか 日本一高温の熊谷から (2010)
  • 著者名/発表者名: 福岡義隆、中川清隆編著、成田健一、後藤真太郎、高橋日出男、榊原保志、松本太、渡来靖、白木洋平共著
  • 総ページ数: 49-66
  • 出版者: 成山堂書店