研究課題
若手研究(B)
2000年以降の頻繁に発生する東アジアのダストの原因を調べた。本課題では土壌粒子が舞い上がり始める風速(ダスト発生臨界風速)を気象台データから統計的に見積もる方法を考案し、臨界風速を土壌・地表面状態の指標とした。ダスト発生頻度、強風発生頻度、臨界風速の解析から、主にモンゴル、内モンゴル東部、中国東北地方における砂漠化(臨界風速の減少)が2000年以降の黄砂多発の主な原因であったことを明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (15件)
SOLA
巻: 7 ページ: 69-72
DOI:10.2151/sola.2011-018
Geophysical Research Letters
巻: 38
DOI:10.1029/2011GL047494