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2009 年度 実績報告書

分子から個体レベルまで総合的に内分泌撹乱物質を評価できるセンサーガエルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 21710067
研究機関愛媛大学

研究代表者

鈴木 賢一  愛媛大学, 沿岸環境科学研究センター, グローバルCOE助教 (90363043)

キーワード内分泌攪乱物質 / 核内受容体 / アフリカツメガエル / トランスジェニック / 甲状腺ホルモン
研究概要

本研究は、分子から個体レベルまで総合的に内分泌攪乱物質を評価するシステムを開発することが目的である。アフリカツメガエルをモデルとし、本年度は以下の研究を行った。1) レポーターコンストラクトの作製。アフリカツメガエルのエストロジェン受容体(ER)、グルココルチコイド受容体(GR)、甲状腺ホルモン受容体(TR)及びアリルハイドロカーボン受容体(AHR)の標的遺伝子の転写調節領域をルシフェラーゼベクターに組込んだ、レポーターコンストラクトを作製した。一部は、in vitro及びin vivoで評価を行った。2) BiFC及びGFP融合核内受容体の発現コンストラクトの作製。受容体のリガンド依存的な核内移行を指標とした内分泌攪乱物質の評価を行うため、TRのBiFC/GFP融合ベクター及びAHRのGFP融合発現べクターを作製し、in vitroで評価を行った。3) トランスジェニックガエルの樹立。甲状腺ホルモンに応答する遺伝子の転写調節領域によりレポーター遺伝子を発現する数種類のトランスジェニックガエルを樹立した。これらのトランスジェニック個体を用いたビスフェノールAの評価が可能となった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009

すべて 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [学会発表] Identification and expression profile of CYP1-4 genes in Xenopus laevis2009

    • 著者名/発表者名
      Suzuki, K., Iwata, H.
    • 学会等名
      第12回日本内分泌撹乱化学物質学会
    • 発表場所
      東京、日本
    • 年月日
      20091207-20091208
  • [学会発表] Identification and characterization of cytochrome P450 and xenobiotics receptor genes in amphibians, Xenopus laevis and Xenopus tropicalis2009

    • 著者名/発表者名
      Suzuki, K., Iwata, H.
    • 学会等名
      International Symposium on Environmental Specimen Bank, Exploring Possibility of Setting-up ESBs in Developing Countries
    • 発表場所
      Matsuyama, Japan
    • 年月日
      20091203-20091205
  • [図書] バイオサイエンスとインダストリー高輝度ルシフェラーゼの開発と応用2010

    • 著者名/発表者名
      野田健一・鈴木賢一・黒田章夫
    • 総ページ数
      3
    • 出版者
      財団法人バイオインダストリー協会

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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