研究課題
若手研究(B)
多孔質中空糸膜を用いたCO_2の化学吸収分離プロセスにおいて,反応温度上昇によりCO_2の吸収速度が増大し,その結果,必要な吸収液量を削減でき,吸収液循環動力,放散時の加熱量の削減が可能であることを示した。また,吸収液再生のためのCO_2放散プロセスにおいて,無機多孔質中空糸膜を用いた減圧放散により,ある圧力以下では発泡が起こり放散速度が著しく増大し,さらに,膜の細孔径が小さいほど発泡による放散速度が増大することを明らかにした。
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Energy Procedia 4
ページ: 693-698