研究課題
若手研究(B)
本研究では、酵素様活性を示す新規有機ホスト無機複合体を調製し、これに有害物質を濃縮した後そのまま分解・無害化する高効率な環境浄化システムの構築を目指した。有害物質の例として有機リン系農薬(フェニトロチオン、ジクロルボス、パラオキソン)およびカーバメイト系農薬(カルバリル、プロポキスル)を取り上げ、水中からの除去と分解反応による神経毒性の低減を検討した。その結果、浄化材料を設計し実用的システムを構築する上で今後の指針となる有用な知見が得られた。
すべて 2010 2009
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (7件)
Proceedings of International Conference on Environment CD-ROM
Analytical and Bioanalytical Chemistry Vol.394, No.5
ページ: 1471-1476