研究課題
若手研究(B)
本研究では、金属表面上の有機分子自己組織化単分子膜によって形成される低次元電子状態を分子修飾によって制御することを目的とし、主に銅基板上のアミノ酸分子を対象にSTM測定を行った。その結果、βアラニン/Cu(100)界面に、以前に報告したグリシンとは異なる分散関係をもつ二次元電子ガス状態が形成されることを明らかにした。また、グリシン/Cu(111)では、グリシン自己組織化構造にCu(111)の表面電子状態が閉じ込められ、量子閉じ込め状態が形成されることを明らかにした。
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Commun
巻: 47(40) ページ: 11312-11314
DOI:10.1039/c1cc11829c
http://dora.bk.tsukuba.ac.jp/index.html
http://www.ims.tsukuba.ac.jp/~kuroda_lab/index.html