研究課題
若手研究(B)
本研究では、南インド農村におけるマイクロファイナンスの貧困女性を事例として、ジェンダー研究の視点からその政治意識を調査するための理論的検討を行った。現地調査データに基づいていえば、貧困女性の私的・公的な意思決定への参加を左右する要因として、既存研究で指摘されてきた家族・親戚に加え、マイクロファイナンス活動を共にするメンバーの存在、すなわち近隣女性との交友関係が重要であると考えられる。
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女性学評論
巻: 24巻 ページ: 99-121
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008791978