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2011 年度 研究成果報告書

中枢神経系障害における身体行為メカニズムの現象学的解明

研究課題

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研究課題/領域番号 21720011
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 哲学・倫理学
研究機関東洋大学

研究代表者

稲垣 諭  東洋大学, 文学部, 助教 (80449256)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワード現象学 / リハビリテーション / 中枢神経系 / 身体 / 気づき / 探究プログラム / 行為システム
研究概要

本研究は、現象学的意味における身体の可能性を、中枢神経系障害者の臨床的データを用いることで発見し、特定するものである。端的な成果として、1)行為-実行システム、2)行為-注意システム、3)行為-調整システムという三つの行為システムが複合的に連動することで、人間の可能性を境界づけていることを明らかにすることができた。それぞれのシステムの機能不全は、異なる病像を提示し、個別の臨床的アプローチを必要とする。

  • 研究成果

    (8件)

すべて 2012 2011 2010 2009

すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 身体行為のメカニズム(2)-身体運動発現の現象学的機構をめぐって-2012

    • 著者名/発表者名
      稲垣諭
    • 雑誌名

      白山哲学

      巻: 46号 ページ: 135-159

  • [雑誌論文] 気づけなさの病理2011

    • 著者名/発表者名
      稲垣諭
    • 雑誌名

      白山哲学

      巻: 45号 ページ: 147-179

  • [雑誌論文] 神経現象学とリハビリテーションの展開戦略2010

    • 著者名/発表者名
      稲垣諭
    • 雑誌名

      神経現象学リハビリテーション研究創刊号

      巻: 0号 ページ: 11-19

  • [雑誌論文] セラピストのための現象学-身体の現象学と経験拡張課題-2010

    • 著者名/発表者名
      稲垣諭
    • 雑誌名

      認知運動療法研究

      巻: 9号 ページ: 109-132

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 身体行為メカニズム-身体運動発現の現象学的機構をめぐって2010

    • 著者名/発表者名
      稲垣諭
    • 雑誌名

      白山哲学

      巻: 44号 ページ: 133-159

  • [雑誌論文] リハビリテーションの現象学2009

    • 著者名/発表者名
      稲垣諭
    • 雑誌名

      哲学の現在(第2回日中哲学フォーラム論文集)

      ページ: 91-97

  • [学会発表] リハビリテーションの現象学2009

    • 著者名/発表者名
      稲垣諭
    • 学会等名
      第二回日中哲学フォーラム
    • 発表場所
      遼寧大学
    • 年月日
      2009-04-26
  • [図書] リハビリテーションの哲学あるいは哲学のリハビリテーション2012

    • 著者名/発表者名
      稲垣諭
    • 総ページ数
      352
    • 出版者
      春風社

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公開日: 2013-07-31  

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