研究課題
若手研究(B)
従来、般若経における思想の発展を考察する際、経典の諸異訳を比較するという方法でなされることが多かった。本研究では、『八千頌』系統、および『二万五千頌』系統の般若経の諸異訳、及び、それぞれの註釈文献を併せ見ることで、総合的に般若経の展開を捉えようとした。その結果、これまで看過されてきた点を指摘し、般若経の解釈史の複雑な展開の一端を明らかにすることができた。
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印度哲学仏教学
巻: 25 ページ: 43-57
巻: 24 ページ: 120-135