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2011 年度 実績報告書

高齢者・障がい者の聖地旅行とそれを支えるボランタリズムの相互作用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21720024
研究機関皇學館大学

研究代表者

板井 正斉  皇學館大学, 現代日本社会学部, 准教授 (40351225)

キーワード高齢者・障がい者 / 聖地旅行 / ボランタリズム / 宗教と福祉
研究概要

本研究の目的は、「誰でもの祈り」としての高齢者・障がい者の聖地への旅行と、それを支える地域住民のボランタリズムから、「聖地らしさ(オーセンティシティ)」の現代的な多様性を宗教学の立場から明らかにすることである。3年計画の最終年度にあたる平成23年度は、1、バリアフリー対応等に係わるボランティア活動の実態調査および意識調査と、2、高齢者・障がい者の聖地旅行とボランタリズムの相互作用に見る「聖地らしさ」の多様性を総括することを計画し、以下の通り実績をあげることができた。
1では、当事者視点を重視するためNPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンター専門員を研究協力者とした同行調査を2回実施した。1回目の北海道旭川市調査では、カムイ大雪バリアフリーツアーセンターが主体となって参加している旭川夏祭りでのUDみこしを同行調査した。2回目の岩手県平泉町調査では、世界遺産「平泉の文化遺産」のアクセシビリティを確認した。また、東日本大震災後の東北地方におけるバリアフリーツアーセンターを訪問調査した。
2では、平成21年度に実施したアンケート結果の分析と、3年間の現地調査を踏まえた総括として報告書をまとめた。
さらに、関連する成果として『ささえあいの神道文化』(弘文堂、2011)を刊行することができた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 伊勢神宮だから参加する人々-文化的空間が行動に影響を与えるのか-2011

    • 著者名/発表者名
      板井正斉
    • 学会等名
      行動経済学会
    • 発表場所
      関西学院大学
    • 年月日
      2011-12-10
  • [図書] ささえあいの神道文化2011

    • 著者名/発表者名
      板井正斉
    • 総ページ数
      235
    • 出版者
      弘文堂

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公開日: 2013-06-26  

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