研究課題
若手研究(B)
本研究では伝統音楽が19世紀中欧におけるナショナルな文化アイデンティティの確立にどのように寄与したかという問題を、19世紀ハンガリーの市民社会において、伝統楽器ツィンバロンがどのように受容されたかというトピックを中心に調査した。そのかたわら、民族誌研究がハンガリーの藝術音楽の展開にどのよう役割を果たしたかというトピックについても、バルトークの事例に則して考察した。研究の成果をもとに論文(査読有)3本を発表したほか、海外での2回をふくめ、計6回にわたって学会発表も行った。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (6件)
民族藝術
巻: 第28号(民族藝術学会) ページ: 125-132
『文化資源学』(文化資源学会)
巻: 第10号 ページ: 23-34
『美学』
巻: 第61巻第1号 ページ: 121-132
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009480217