研究課題
若手研究(B)
従来あまり研究されてこなかった江戸後期の国学者鈴木朖の養生論の全貌を明らかにした。鈴木朖の著書である『続養生要論』の翻刻を完成し、鈴木朖の養生論を同時代の他の養生論と比較対照し、国学者としての養生観の特徴を明確にした。さらに、鈴木朖の養生論と江戸後期の庶民に対する教養教育とのかかわりを把握した。特に明倫堂教授の廻村教諭に注目し、庶民教育における鈴木朖の養生論の役割を指摘した。
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言語文化論叢
巻: 16号 ページ: 153-168
大地
巻: 48号 ページ: 65-72
巻: 15号 ページ: 169-186