研究課題
若手研究(B)
日中戦争期に、魯迅がどのように日本の文学者において受容されたかについて、実証的な調査・分析を行った。魯迅に関する出版物の刊行状況ばかりでなく、小田嶽夫の伝記『魯迅伝』・竹内好の評論『魯迅』・太宰治の小説『惜別』といった文学者による書物を中心的検討課題としながらも、追悼文をはじめとした、日中戦争期の新聞・雑誌記事も精査し、魯迅受容の具体的な様相を記述し、その歴史的な意味について考察した。
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ゲストハウス 第3号
ページ: 32-182
立教大学日本文学 第104号
ページ: 111-121