本研究の一年目の間、コンピュータ等必要な設備を購入し、多くの資料を収集しました。これから論文を書く作業に力を入れることができます。 さらに、2009年9月に英国に行ってきました。シェフィールド大学とシェフィールド・ハラム大学で資料調査を行い、Professor Neil RobertsとDr Matthew Boswellと打ち合わせができました。北アイルランドのクイーンズ大学(ベルファスト)でも資料収集を行いました。2010年3月に東北大学のDr Miki Iwataと打ち合わせをしました。 この調査の結果、本研究の範囲を少し修正し、演劇より詩に焦点を当てるつもりです。さらに、アイルランド人詩人に対して、英国人詩人の影響を考慮することも本研究の計画に追加する方針です。研究業績として、平成21年度に二つの論文を出版し、Paul Muldoonに関する論文を査読付き学会誌に送るところです。今年北海道大学メディア・コミュニケーション研究院の学会誌Media and Communication Studiesに論文を提出する予定です。平成22年度に二つの学会発表の準備も進めています。
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