• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 実績報告書

環太平洋文学におけるアメリカ女性詩人―その全体像の構築をめざして

研究課題

研究課題/領域番号 21720094
研究機関長岡技術科学大学

研究代表者

高橋 綾子  長岡技術科学大学, 工学部, 准教授 (30435416)

キーワード環太平洋文学 / ビート文学 / ジェンダー / 仏教 / アン・ウォールドマン / ダイアン・ディプリマ / ジョアン・カイガー / ジェーン・ハーシュフィールド
研究概要

本研究は、これまでゲーリー・スナイダー、アレン・ギンズバーグなど男性が中心であった環太平洋文学(現代詩)において、「影」として扱われてきた女性詩人に着目することにより、環太平洋的な視点、ビートにおけるジェンダーなどの観点から、環太平洋文学の全体像を構築・検証することを目的とする。女性詩人については、アン・ウォールドマン、ジョアン・カイガー、ダイアン・ディプリマ、ジェーン・ハーシュフィールドの四名の詩人の作品作家研究を行い、環太平洋文学に特徴的な女性像を構築することも目的とする。
全体計画として、環太平洋文学、ビート、ジェンダーの視点で4人の詩人の作品分析、現地調査、選詩集を出版することを設定した。今年度は時間的な制約もあり、、来年度以降選詩集を出版するための起案書作成を重点的に行った。起案書は、選詩集の抜粋となる縮小版の選詩集である。起案書作成については、研究方針に従い4人の詩人の基本資料及び一次資料の収集し、作品分析を研究協力者の小川聡子とともに行った。この過程で、4人の詩人に研究目的、研究計画を説明し、研究協力を請うことができ、また、起案書作成にも協力いただいた。これまでの研究活動を通して起案書が完成することができた。研究再開以後、出版社を確定し、実際の選詩集作成のための、作品分析、現地調査を行うこととなる。今年度は、現地調査を行うことができなかったが、研究再開以後、現地調査と詩人に対するインタヴューを行い、選詩集完成に向けて研究計画を遂行する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 日本におけるゲーリー・スナイダーの受容と異化-1980年から2004年2009

    • 著者名/発表者名
      高橋 綾子
    • 学会等名
      国際文化表現学会
    • 発表場所
      日本大学国際関係学部
    • 年月日
      2009-05-09

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi