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2010 年度 実績報告書

環太平洋文学におけるアメリカ女性詩人―その全体像の構築をめざして

研究課題

研究課題/領域番号 21720094
研究機関長岡技術科学大学

研究代表者

高橋 綾子  長岡技術科学大学, 工学部, 准教授 (30435416)

キーワード環太平洋文学 / ビート文学 / ジェンダー / 仏教 / アン・ウォールドマン / ダイアン・ディプリマ / ジョアン・カイガー / ジェーン・ハーシュフィールド
研究概要

本研究は、これまでゲーリー・スナイダー、アレン・ギンズバーグなど男性が中心であった環太平洋文学(現代詩)において、「影」として扱われてきた女性詩人に着目することにより、環太平洋的な視点、ビートにおけるジェンダーなどの観点から、環太平洋文学の全体像を構築・検証することを目的とする。
女性詩人については、アン・ウォールドマン、ジョアン・カイガー、ダイアン・ディプリマ、ジェーン・ハーシュフィールドの四名の詩人の作品作家研究を行い、環太平洋文学に特徴的な女性像を構築することも目的とする。
全体計画として、環太平洋文学、ビート、ジェンダーの視点で4人の詩人の作品分析、現地調査、選詩集を出版することを設定した。
22年度は、4人の詩人の作品分析と調査検討および翻訳を蓄積した。共立女子大学非常勤講師の小川聡子氏の研究協力を得て進めることができた。翻訳の検討については、独協大学の原成吉教授のゼミナールの夏合宿に参加し、他の参加者より貴重な意見を頂戴することができ、翻訳原稿に反映することが可能となった。また選詩集に収めるインタヴューについては、研究協力者の小川聡子氏がサンフランシスコのダイアン・ディプリマの自宅を訪問し収録することができた。今後選詩集を作成するための翻訳原稿は、115ページ分まで蓄積することができた。研究成果の取りまとめ、報告書納品が4ヶ月遅れることとなった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 日本におけるゲーリー・スナイダーの受容と異化-1980年から2004年2010

    • 著者名/発表者名
      高橋 綾子
    • 雑誌名

      国際文化表現研究

      巻: 第6号 ページ: 145-153

    • 査読あり
  • [学会発表] アメリカコロラド州ナロパ大学における環境教育2010

    • 著者名/発表者名
      高橋 綾子
    • 学会等名
      公益財団法人クリタ水・環境科学振興財団表彰式
    • 発表場所
      京王プラザホテル
    • 年月日
      2010-08-27

URL: 

公開日: 2013-06-26  

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