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2011 年度 研究成果報告書

ヨーロッパ・モダニズムにおける亡命ロシア文化の諸相

研究課題

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研究課題/領域番号 21720111
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 ヨーロッパ文学(英文学を除く)
研究機関川村学園女子大学

研究代表者

小椋 彩  川村学園女子大学, 文学部, 非常勤講師 (10438997)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワードロシア東欧文学 / 比較文学 / 表象文化論
研究概要

アレクセイ・レーミゾフの画家としての活動実態の解明や作品分析を、その言語芸術に照らして行った。露・米・仏の3カ国、計5か所でアーカイヴ調査を実施し、未公開資料を多数含む資料の閲覧・収集・整理を進めた。美学研究者とも協力して分析を進めた結果、レーミゾフの視覚芸術のテーマやモチーフに文学との連続性が存すること、またヨーロッパの芸術潮流、とくにフランスのシュルレアリスムとの繋がりを実証的に明らかにし、論文として発表した。
また、レーミゾフをはじめとするロシア・モダニズムの日本における受容について比較文学的観点から調査し、国際学会で発表するとともに、欧米の亡命ロシア研究者と交流し、議論を深めた。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2012 2011 2010 その他

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件)

  • [雑誌論文] 絵を描く作家2011

    • 著者名/発表者名
      小椋彩
    • 雑誌名

      アレクセイ・レーミゾフ、ロシア語ロシア文学研究、日本ロシア文学会会誌

      巻: 第43号 ページ: 1-9

    • URL

      http://yaar.jpn.org/robun/bulletin43/bulletin43

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 作家の戯画:「日本の雑誌」におけるA.M.レーミゾフ

    • 著者名/発表者名
      小椋彩
    • 雑誌名

      世界文化空間の亡命ロシア

      巻: (近刊)

    • 査読あり
  • [学会発表] トカルチュクの『逃亡派』と新しい「紀行文学」について2012

    • 著者名/発表者名
      小椋彩
    • 学会等名
      2011年度日本西スラヴ学研究発表会
    • 発表場所
      北海道大学スラブ研究センター
    • 年月日
      2012-03-15
  • [学会発表] トカルチュクと文学的虚構としての「作者」2011

    • 著者名/発表者名
      小椋彩
    • 学会等名
      第43回全米スラヴ・東欧・ユーラシア学会年次大会
    • 発表場所
      オムニショアハムホテル、ワシントンDC
    • 年月日
      2011-11-19
  • [学会発表] 「日本の雑誌」と日本におけるレーミゾフ受容2011

    • 著者名/発表者名
      小椋彩
    • 学会等名
      英国スラヴ東欧研究学会年次大会
    • 発表場所
      ケンブリッジ大学
    • 年月日
      2011-04-04
  • [学会発表] レーミゾフの視覚芸術:可能性の枠を超えて2010

    • 著者名/発表者名
      小椋彩
    • 学会等名
      平成22年度日本ロシア文学会研究発表会
    • 発表場所
      熊本学園大学
    • 年月日
      2010-11-06
  • [学会発表] レーミゾフ『クークハ』序文と日本の亡命ロシア2010

    • 著者名/発表者名
      小椋彩
    • 学会等名
      国際学術シンポジウム「世界文化空間における亡命ロシア」
    • 発表場所
      ロシア科学アカデミー・ロシア文学研究所(プーシキン館)、サンクトペテルブルグ
    • 年月日
      2010-09-20

URL: 

公開日: 2013-07-31  

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