• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 実績報告書

ロビンゾナーデと自然科学を統合した啓蒙主義文学としての『世界周航記』研究

研究課題

研究課題/領域番号 21720117
研究機関関西大学

研究代表者

森 貴史  関西大学, 文学部, 准教授 (10318743)

キーワードゲオルク・フォルスター / 『世界周航記』 / ロビンゾナーデ / 自然科学 / 啓蒙主義文学
研究概要

夏季休暇期間(8月22日・9月2日)には、オランダ、ドイツでの博物館や資料館で調査および資料収集をおこなった。主要な訪問施設と調査対象は以下のとおりである。
オランダ:ハーグ市立博物館、ハーグ歴史博物館で17、18世紀の風景画や非ヨーロッパ世界の文物を描いた絵画など。ドイツ:ゲッティンゲンの郷土博物館で18世紀の町の歴史やフォルスター滞在時の歴史資料など。キール船舶博物館、キール近郊の都市オイティーンでの宮殿・庭園、フォス記念館での18世紀のユートピア文学と航海記・旅行記文献など。
2010年2月22日から3月1日にも、ベルリン、ヘアフォード、デトモルト、ボンで調査および資料収集をおこない、主要な訪問施設と調査対象は以下のとおりである。ベルリン・フンボルト大学文化研究所図書館:文化研究と地域研究に関する研究資料、ヘアフォード:ランツベルク郷土資料館、デトモルト:リッペ郷土博物館では、18世紀の都市文化と庭園文化関係の史料、ボンの美術展示ホールでの特別展「ジェームズ・クックと南海の発見」の展示調査と資料収集など。また、ベルリン・フンボルト大学では、ハルトムート・ベーメ教授から本研究について助言をいただいた。
以上の研究調査によって、当該年度に予定していた研究資料の必要分がほぼ収集したと思われる。また、フォルスター自身が描いた図版資料についても、今回、あらためて確認することができたものがあった。そのほか、時間が許すかぎり、資料の読み込みをおこない、本課題の初年度研究計画はだいたいなしえたと考えられる。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] ミンとプリアポス-農耕と豊穣の神について-2010

    • 著者名/発表者名
      森貴史
    • 雑誌名

      Semawy Menu Vol.1

      ページ: 77-92

  • [学会発表] ミンとプリアポス-農耕と豊穣の神について-2009

    • 著者名/発表者名
      森貴史
    • 学会等名
      関西大学文化財保存修復研究拠点 第1回国際シンポジウム
    • 発表場所
      関西大学(千里山キャンパス)
    • 年月日
      2009-11-21
  • [学会発表] 関西大学文学部における初年次教育の実情と問題点2009

    • 著者名/発表者名
      中澤務・森貴史
    • 学会等名
      初年次教育学会 第2回大会
    • 発表場所
      関西国際大学(尼崎キャンパス)
    • 年月日
      2009-09-19
  • [図書] 異界が口を開くとき 来訪神のコスモロジー2010

    • 著者名/発表者名
      浜本隆志(編著)
    • 総ページ数
      268
    • 出版者
      関西大学出版部

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi