研究課題
若手研究(B)
本研究では中国古代、特に元明両代に編纂された類書と字書に着目、資料間の内容的関連を調査し、中国古代文化史に関わる問題の一端を解明せんとしたものである。調査の結果、元明両代の資料は、先行する金や南宋といった時代の資料の内容を直接的にではないにせよ脈々と受け継ぎ、編纂当時の言語状況などを取り入れつつ編まれる場合が少なくないことが分かった。また江戸期に編纂された字書類には元明の資料の内容が色濃く反映され、その中にいま失われた資料が引用されているのは貴重である。
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東北大学中国語学文学論集
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日本中国学会報
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浙江大学中文学術前沿
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