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2011 年度 研究成果報告書

元・明両代に登場した類書・字書の系統に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 21720124
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 各国文学・文学論
研究機関大阪市立大学

研究代表者

大岩本 幸次  大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (10336795)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワード類書 / 字書
研究概要

本研究では中国古代、特に元明両代に編纂された類書と字書に着目、資料間の内容的関連を調査し、中国古代文化史に関わる問題の一端を解明せんとしたものである。調査の結果、元明両代の資料は、先行する金や南宋といった時代の資料の内容を直接的にではないにせよ脈々と受け継ぎ、編纂当時の言語状況などを取り入れつつ編まれる場合が少なくないことが分かった。また江戸期に編纂された字書類には元明の資料の内容が色濃く反映され、その中にいま失われた資料が引用されているのは貴重である。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 『増続大広益会玉篇大全』所引の小学書について2011

    • 著者名/発表者名
      大岩本幸次、毛利貞齋
    • 雑誌名

      東北大学中国語学文学論集

      巻: 第16号 ページ: 93-108

  • [雑誌論文] 『皇極経世解起数訣』「声音韻譜」について2011

    • 著者名/発表者名
      大岩本幸次
    • 雑誌名

      日本中国学会報

      巻: 第63集 ページ: 63-79

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 元代楊桓的≪書学正韻≫与≪五音集韻≫2011

    • 著者名/発表者名
      大岩本幸次
    • 雑誌名

      浙江大学中文学術前沿

      巻: 第2輯 ページ: 20-35

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 元・楊桓『書学正韻』と『五音集韻』2010

    • 著者名/発表者名
      大岩本幸次
    • 雑誌名

      東北大学中国語学文学論集

      巻: 第15号 ページ: 65-80

  • [学会発表] 『皇極経世解起数訣』「声音韻譜」について2010

    • 著者名/発表者名
      大岩本幸次
    • 学会等名
      日本中国語学会関西支部例会
    • 発表場所
      関西大学千里山キャンパス
    • 年月日
      2010-07-11
  • [図書] 皇極経世解起数訣「声音韻譜」校異記2011

    • 著者名/発表者名
      大岩本幸次
    • 総ページ数
      190
    • 出版者
      臨川書店

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公開日: 2013-07-31  

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