研究課題
若手研究(B)
本研究では、短絡的表現の事例として、英語では不定名詞句、日本語では自称語に焦点をあて、両者の照応的用法の成立条件を明らかにした。両者の照応的用法への転用に必要な全体と部分の関係は、文の構造としても談話の構成としても実現可能であり、文の構造と談話の構成は翻訳可能な関係にある。不定名詞句と自称語について構造依存性と文脈依存性の共通点を明らかにし、語用論発、統語論着の方向の言語研究のモデル化を試みた。
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English Linguistics(日本英語学会)
巻: 28(1) ページ: 23-55
http://www.shimonoseki-cu.ac.jp/staff/nishida-k.html