研究課題
若手研究(B)
複文構造を子どもがどのように獲得するのか、また複文構造をヒトがどのように処理するのか、を実証的データに基づいて解明することを目指した。授受動詞文の獲得について、「もらう」文が2種類に分類され、一方だけ獲得が遅れることを示した。「かき混ぜ文」について、獲得の遅れが知識の使用能力が未発達であることに起因することを示した。大人を対象とした実験では、複文中の再帰代名詞「自分」の解釈が、曖昧性が解消される箇所まで保留される可能性を示した。
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桜文論叢
巻: 第81巻 ページ: 49-66
The Proceedings of the 12th Tokyo Conference on Psycholinguistics
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巻: 第80巻 ページ: 99-119
English Linguistics
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