研究課題
若手研究(B)
本研究はモンゴル語におけるテンス・アスペクトの通時的変遷を明らかにするための基礎的な調査研究である。本研究では、言語の通時的変遷を明らかにする際に通常とられる過去の文献を調査するという手法に加えて、現代語の諸方言を記述し、その異同を明らかにすることによって、通時的変遷の痕跡を探った。その結果、いくつかのアスペクト形式において方言差と個人差が確認された。これらは専ら補助動詞の文法化の差を反映していると結論づけられるものである。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件)
長崎外大論叢
巻: 15巻 ページ: 105-114
福岡大学人文論叢
巻: 41巻2号 ページ: 835-861
巻: 41巻1号 ページ: 341-372