研究課題
若手研究(B)
古代の漢字による日本語表記において特徴的な仮名文字である略音仮名と二合仮名を取り上げて、その動向を追跡・考究した。この研究を通じ、仮名が一字一音節を指向するという従来漠然と知られてきたことをより一層確実に裏付けた。本研究は、単に仮名の使用度数の統計や文字列上の位置を測るだけのものではなく、ある語や文をどのようにして書くのかという、古代の言語活動の、書記に関わる側面のその根本を子細に描出しうるものである。
すべて 2012 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (2件)
文学史研究
巻: 第52号 ページ: 1-14
国語語彙史の研究
巻: 第31集 ページ: 127-146
美夫君志
巻: 82号 ページ: 13-26
萬葉語文研究
巻: 第6集 ページ: 109-133
国語文字史の研究
巻: 第12集 ページ: 17-35
古典語研究の焦点
ページ: 91-116
萬葉
巻: 207号 ページ: 32-51
巻: 205号 ページ: 48-66
巻: 第49号 ページ: 18-30