研究課題
若手研究(B)
『羅葡日辞書』には典拠注記や多様な日本語訳など、原典のラテン語辞書カレピヌスに必ずしも基づかない箇所が多く、ラテン語学習・日本語学習両方に配慮した独自の方針がとられたことがわかる。『羅葡日辞書』が後続の『日葡辞書』の編纂に利用された明らかな証拠は見つかっていないが、文語が基調の『羅葡日辞書』の日本語訳において、『日葡辞書』と類似した口語的な語彙・語法も散見される。訳出上のゆれも見られることから、今後『日葡辞書』と合わせた日本語研究への活用が期待される。
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ASIALEX 2011 Proceedings
ページ: 274-283
Proceedings of the XIV EURALEX International Congress
巻: (CD-ROM) ページ: 1020-1025
ASIALEX 2009
巻: (CD-ROM)